教育原論 第二設題(1)

閲覧数1,466
ダウンロード数1
履歴確認

    • ページ数 : 8ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    S0101  教育原論  第2設題(1)

    「ジョン・ロックにおける子どもの教育論、特に習慣形成や賞罰法を中心に述べよ。」 評価A

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    「ジョン・ロックにおける子どもの教育論、特に習慣形成や賞罰法を中心に述べよ。」
     ジョン・ロックが自らの教育論として唱えていたことはラブラ・ラサである。ラブラ・ラサとは、心の中には生まれながらに刻み付けられた概念や原理などはないという考え方、「精神白紙説」である。ラブラ・ラサの観念は「およそ人間はすべて思考するとみずから意識するし、思考する間に心が向けられるのは心にある概念である。」とロックは述べている。よって、概念なくては人間は思考できないと考えることができる。それでは、概念を持たずに産まれた人間が、どのように概念を得ていくのだろうか、ジョンロックはこう述べている「どのようにして心は概念を備えるようになるのか。人間の忙しく果てしない心像が心にほとんど限りなく多種多様に描いてきた、あの膨大な蓄えを心はどこから得るのか。どこから心は理知性推理と知識のすべての材料をわがものにするか。これに対して、私は一語で経験からと答える。」である。然るに、人間は成長する過程で得られた経験により、概念や原理を形成していくということになる。最初は白紙状態にある子どもの概念や原理を、教育によって様々な概念や原...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。