道徳教育の研究(設題1)

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    資料紹介

    評価はAでした。
    教科書のどの部分を引用しているのか詳しく記載してあるので、
    わかりやすいと思います。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    「道徳教育の意義について述べよ。」
     道徳とは、社会規範の一つであり、それは社会的に一般化し、是認され、ある程度強制されるものであるとすると、日高六郎は述べている。また日高は、道徳教育は、一定の社会において、それぞれの支配的価値観にもとづいて、意識の形態を形成し、行動の様式や性格を育てることをめざしておこなわれる道徳であると述べている。これらが学校を中心に、子どもの行動の発達や性格の形成を主として目指すためにおこなわれる側面をもっているのである。1 このレポートでは、第二次世界大戦以降の学習指導要領の変遷と、それに対する道徳教育の意義について述べていきたい。
     江戸時代の日本では、藩校・寺小屋などそれぞれの階級ごとに異なった道徳教育が行われていた。藩校では儒教的な倫理観を中心とし、寺子屋では仏教的教育を中心に道徳教育がなされてきたといわれている。この時代の道徳教育は寺子屋などの中だけでなく、家庭、地域社会という日常生活の中で自然に身につけていくものであった。2 しかし、明治時代以降になると次第に学制の中に道徳教育が盛り込まれるようになり、欧米諸国のように宗教を道徳教育に取り入れず、決別...

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