(1)水は子供たちの身の回りにある最も身近な液体であり、それが織り成す多様な変化を目の当たりにしています。水は「固体・液体・気体」の三つの状態があり、これを物質の三態変化といいます。固体は粒子が規則正しく集まっている状態を指し、液体は粒子が不規則に集まっている状態を指し、気体は粒子がバラバラに離散している状態を指します。物質はその温度や圧力によって状態が多様に変化します。物質自体は同じものなのですが、状態だけが変わるという物理的変化のことを言います。
それでは、物質の三態変化について子供たちはどのように捉えている
756-初等理科教育法
1単位
1、自然に関するこどもの志向の特徴のうちで、
「水の三態変化に関する考え方」についてのべよ。
テキスト102
2、小学校理科目標のうち「科学的な見方や考え方を
養う」についてのべよ。
小学校指導要領解説理科編 第二章(14)
(1)水は子供たちの身の回りにある最も身近な液体であり、それが織り成す多様な変化を目の当たりにしています。水は「固体・液体・気体」の三つの状態があり、これを物質の三態変化といいます。固体は粒子が規則正しく集まっている状態を指し、液体は粒子が不規則に集まっている状態を指し、気体は粒子がバラバラに離散している状態を指します。物質はその温度や圧力によって状態が多様に変化します。物質自体は同じものなのですが、状態だけが変わるという物理的変化のことを言います。
それでは、物質の三態変化について子供たちはどのように捉えているのでしょうか。水の三態変化は冬場の水たまりなどで見られる氷や、やかんなどから出る湯気などの現象に遭遇して、子供たち一人ひとりがその物質とその変化に対する見方や考え方を構成していきます。例えば、日常生活の中で水と空気が頻繁...