生命と性の教育2分冊

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 各国の性教育の違いは、その国の文化が違うことと同じように、各国で考え方や進み方が違ってくる。アメリカの性科学者・動物学者であるアルフレッド・キンゼイは、世界の性教育を3段階に分類し、日本は最も性教育が進んでいる国の中に含まれている。未だに国会で性教育の在り方について議論されている日本において、世界的にも性教育が進んでいると分類されているということは、まだまだ世界において性教育方法が確立されていないことがこれによりうかがい知ることができる。
 アメリカの性教育は、国全体による性教育義務の法律はなく、各州独自の性教育方法を見出す方法を取っている。これは、アメリカが多種多様な人種がいる国であることを象徴している方法であるように感じる。合衆国全体で統一された性教育ガイドラインが存在しないことで、性教育を疎かにしているイメージを持つかもしれないが、むしろアメリカに暮らす多種多様な人々、一人ひとりにあった性教育を施すことを目的とし、併せて性教育を扱う教師側の権利も保障しているという部分が、アメリカならではの先進的な性教育の在り方なのである。
 アメリカとは違い、国として性教育に対する統一見解を出...

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