今回「現代の教育問題への提案」というレポートの課題を取り組むにあたって真っ先に思いついたのがいじめ問題についてだった。
現在いじめにより不登校になる生徒や自殺をはかる生徒が社会的にも問題になっている。
実際に2007年度のいじめの認知件数は101127件となっており、小学校で48896件、中学校で43505件、高等学校で8385件、特殊教育諸学校で341件も発生している。
また、1校あたりに換算すると認知件数は小学校が2.2件、中学校が4.0件、高等学校が1.6件、特殊教育諸学校が0.3件発生していることになる。
文部科学省や教育委員会、各学校もこの問題には力を入れて対策を練っており、「スクールカウンセラー」の設置や「子どもと親の相談員」制度など地域と協力して改善に取り組んでいる為、2006年度のいじめの認知件数124898件(小学校で60897件、中学校で51310件、高等学校で12307件、特殊教育諸学校で384件)と比較すると減少傾向にあるが、児童自殺者158名(小学校3名、中学校34名、高等学校121名)や暴力発生件数は52756件(小学校5214名、中学校36803名、高等学校10739名)など表面化している問題だけでなく、「ネット上のいじめ」や生徒間で隠されているいじめの件数も考慮すると件数はもっと増加することが予想され、未だいじめ問題の根本的な解決に至っていないのではないだろうか。
「世界のいじめ対策を参考にした今後の教育方法への提案」
08kx015 前島 稔久
今回「現代の教育問題への提案」というレポートの課題を取り組むにあたって真っ先に思いついたのがいじめ問題についてだった。
現在いじめにより不登校になる生徒や自殺をはかる生徒が社会的にも問題になっている。
実際に2007年度のいじめの認知件数は101127件となっており、小学校で48896件、中学校で43505件、高等学校で8385件、特殊教育諸学校で341件も発生している。
また、1校あたりに換算すると認知件数は小学校が2.2件、中学校が4.0件、高等学校が1.6件、特殊教育諸学校が0.3件発生していることになる。
文部科学省や教育委員会、各学校もこの問題には力を入れて対策を練っており、「スクールカウンセラー」の設置や「子どもと親の相談員」制度など地域と協力して改善に取り組んでいる為、2006年度のいじめの認知件数124898件(小学校で60897件、中学校で51310件、高等学校で12307件、特殊教育諸学校で384件)と比較すると減少傾向にあるが、児童自殺者158名(小学校3名、中学校34名、高等学校...