小児バイタルサイン測定
目次
バイタルサイン測定時の留意点 3
体温測定 3
脈拍測定 5
血圧測定 6
呼吸測定 7
小児バイタルサインの標準値 7
引用・参考文献 7
子供は発達の途上にあり、生理機能も未熟なため、バイタルサインは環境によって左右されやすい。また、子どもは症状を自らとらえることが難しく、症状がとらえにくかったり、特に乳幼児は症状の変化が早い。バイタルサインを確実に測定し、注意深く観察して、早期診断、早期治療、適切な看護に生かすことが大切である。
バイタルサイン測定時の留意点
子どものバイタルサインは環境により左右されやすいので測定条件を一定にする。
子どもと親(保護者)に了解を得てから測定する。
子どもの発達段階、子どもの状態や気持ちに合わせながら、子どものもつ力を引き出す。
子どもが安心できる環境をつくる。
刺激の少ないものから測定する。
呼吸⇒脈拍⇒体温⇒血圧
ポイント☝
子どもの最善を考慮した測定部位の選択
新生児や乳児においては、直腸検温が用いられることも多い...