米文学研究 試験対策ノート
『楡の木陰の欲望』ユージーン・オニール作
初演当時から話題作だった。物議をかもした。
主題:人間の欲望(物欲・色欲)
舞台:田舎の農村(ニューイングランド地方の農村)
内容:土地を巡っての家族同士の争い
登場人物:エフレイム・キャボット→75歳の老人、2度の結婚(妻は二人とも過労死)、3人の息子(シミオン、ピーター、エベン)あり、アビー(35歳)と再婚、
【あらすじ】
エフレイムはアビーと再婚する
三男エベンはエフレイムを憎んでいる。母親を過労死させ、その土地を奪った。
エベンはいつか土地を自分のものにしようと思っている。
アビーはエベンの計画を邪魔する者と映る
しかしエフレイムは、土地は女にはやれない、相続するのはエベンだと言う。
アビーは子供を産めば土地が手に入ると考える
アビーはエベンを誘惑し関係を持ち、身ごもる。それをエフレイムの子とする。
アビーはそのうちエベンを本気で愛する。
エベンもアビーを愛するようになる。
エフレイムが、土地をアビーと子供にやることを決心する
エベンはアビーに騙されたと思う
アビーは弁解し、今は心からエベンを愛していると言う...