教育社会学1

閲覧数756
ダウンロード数2
履歴確認

    • ページ数 : 8ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    タグ

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    学歴社会とは何かを明らかにし、高学歴化が進行すると教育はどのように変化するのかについて学力の視点から述べて下さい。
     学歴社会とは、「社会における社会的・職業的地位などの配分の基準として学歴が重きを占める社会」を意味する言葉だと考えられる。ここで、似た言葉で、高学歴社会というものがあるが、これは単に「高学歴者の多い社会」というだけである。高校卒業後の高等教育機関への進学率が50パーセントを超える社会である。つまり学歴社会と高学歴社会とは全く別のものである。学歴社会に関しては様々な批判がなされてきた。ある社会的な地位を得る際(就職・昇進・結婚等)に、学歴が主たる基準とされるのは、その個人を正しく評価しているとは言えず、妥当ではない、という理由である。しかしこうした学歴社会が成立する理由もあったのである。明治時代がスタートし、政府は幅広い分野におけるリーダーを必要とした。そのためにはそれまでの士農工商に縛られたままの身分制度では、その時代に要求されている、各分野のリーダーを質・量ともに安定供給する、という目的が達成されないのである。そのため政府はより効率的な人材登用のシステムとして学歴社会...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。