イギリス文学史Ⅱレポート(分冊1)

閲覧数3,051
ダウンロード数5
履歴確認

    • ページ数 : 11ページ
    • 会員1,100円 | 非会員1,320円

    資料紹介

    日本大学通信教育部の「イギリス文学史Ⅱ」分冊1のレポートです。内容は設問2のヴィクトリア朝の小説家と20世紀の小説家との比較です。レポート作成、テスト対策にお役立て下さい。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    【日大通信】イギリス文学史Ⅱ
    (科目コード0412)分冊1
    横書解答:(選択番号は2) 
     ヴィクトリア朝の小説家と20世紀の小説家を何人か取り上げ、「ヴィクトリア朝小説」と「20世紀小説」の特質を比較しなさい。
     ヴィクトリア時代とは、若くしてイギリス国家の君主となった、ヴィクトリア女王が統治した1837年から1901年の期間をいう。この時代は、イギリス史において産業革命による経済の発展が成熟に達したイギリス帝国の絶頂期である。特に、ヴィクトリア朝前期は、イギリスが商工業国としてかつてない繁栄を見た活力ある上昇の時期といわれている。しかし一方、経済格差は一層拡がり、社会矛盾が表出し、それに伴う革新運動が起こった時代でもあった。小説の世界においては、写実的で物語が起伏に富み、登場人物が多いのが特色である。作家の取り上げた社会的階層や題材、観点は様々で、複雑な近代国家を形成しつつあったこの時代の人々の多角的関心をそのまま表わしている。
     この時代の代表作家としては、まず初めにチャールズ・ディケンズ(Charles Dickens, 1812-70)が挙げられるだろう。ディケンズはヴィクト...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。