連関資料 :: 道徳教育

資料:597件

  • 佛教大学通信 道徳教育の研究
  • 設題 「生きる力」の育成と道徳教育について述べよ。 ―はじめに―  今日、私たちはメディアを通じて毎日のように伝えられる社会問題と関わっている。例えば、原油製品の高騰に象徴されるエネルギー問題、食料自給率39%(平成18年度:農林水産省)とされる食料問題、50年後の日本は3人に1人は65歳以上とされる少子高齢化社会への課題など、私たちが直面する社会問題は山積みである。しかし、これら大きな社会問題、あるいは環境問題と自分との関係は見え難いものとなっており、多くの人々が「まさか自分と関係している」とは感じてはいないといえるのではないだろうか。今年7月に行われた、地球レベルの環境問題(地球温暖化など)に対して、具体的な行動(解決に向けた取り組み)を話し合う北海道洞爺湖サミットに興味を持ち、「自分も行動しよう」と考えた人はどれほどいるだろうか。 科学技術が発展し、高度に国際的で変化の激しい時代が子どもたちの教育、特に子どもたちの「生きる力」を育むための環境づくりに与える影響は大きい。先行き不透明な時代には、従来のように学校時代に習得した知識や技術を大事に保持していれば、それですむというわけには
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  • 佛教大学 道徳教育試験対策
  • その1「第2次世界大戦以前の道徳教育について述べよ。」    江戸時代の道徳養育にとって儒教とりわけ朱子学と陽明学である。 江戸時代は階級によって異なる倫理観が教えられた。藩校では儒教的倫理観、寺子屋では日本古来の神道的な倫理観や仏教的な倫理観が伝えられた。寺子屋に通う庶民の道徳教育は寺子屋の中だけではなく、家庭、地域社会という日常生活の中で自然と影響を大きく受けた。さらに江戸時代は女性の教育の機会が奪われており、男女で異なる倫理観が教えられていた。しかし、石田梅巌により始められた石門心学では教育の機会が与えられていなかった女性等に「聖人の道」を教えることを目的とした。 明治時代の道徳教育は五箇条の誓文の中に求められる。江戸時代の儒教の流れを継承し、王政復古による天皇中心主義。次第に、神仏混合から神道を日本の精神的支柱とした。これらの動きには富国強兵のための資本主義の倫理を導入しようとすることによって日本の教育の改革を意図したものである。 道徳教育において儒教主義的徳育がなされていたが、現場の学校教育では修身と国語の授業で道徳教育が行なわれ、論語や西洋書などが無秩序に取り入れられており
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