資料紹介

以下の６種類の中から、【説題１】で選択した以外で好きなものを1種選択し、選択した心理検査について、その特徴を述べよ。　
ウェクスラー知能検査、Y-G性格検査、テイラー不安検査、VPI職業興味検査、新版K式発達検査、ロールシャッハテスト

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以下の６種類の中から、【説題１】で選択した以外で好きなものを1種選択し、選択した心理検査について、その特徴を述べよ。　
ウェクスラー知能検査、Y-G性格検査、テイラー不安検査、VPI職業興味検査、新版K式発達検査、ロールシャッハテスト
　
１．テイラー不安検査とは
　この心理検査は、現在最もよく知られている不安検査で、1953年テイラーによって開発された。一般に顕現性不安尺度（略してMAS）と呼ばれ、臨床場面をはじめとして多方面で活用されている。質問項目は、MMPI（ミネソタ多面人格目録）の550項目の中から5人の臨床家によって抽出された50項目である。
　わが国では、1968年に阿部満洲らによってMASの日本版が作成された。その日本版は、さらに回答に「うそ」がないかを検討するためのL尺度（虚構性尺度）15項目を加えた65項目で構成されている。この検査は、一般に16歳以上なら個人にも集団にも手軽に利用でき、近年、心療内科や他のクリニックで、治療後の変化あるいは診断の妥当性を調べる補助手段としても広く使用されるようになってきた。特に患者の治療過程において、心理療法の効果や薬物の心理的影響...

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