安全に関する学習指導上に占める「体育」の重要性について述べよ
安全に関する学習指導上に占める「体育」の重要性について述べよ
⇒体育科の学習は、心と体を一体にしてとらえ、適切な経験と健康・安全についての理解を通し、運動に親しむ資質や能力を育てるとともに、健康の保持増進と体力の向上を図り、楽しく明るい生活を営む態度を育てる。というのが目標である。
体育は安全な生活を送るための基本的な知識・能力・態度の養成を行う科目である。そしてまた体育は、安全教育の中心をなす重要な科目でもある。体育科の学習は常に危険と隣り合わせである。例えば器械体操は、児童の技術不足、意識不足などによってねんざ、骨折などしてしまう可能性が高い種目であるが、怪我をする可能性があるからといって、避けて通る訳にはいかない。体育の種目には、全て危険因子が含まれている。極端な例を挙げると、前に向かって平らな地面を走るだけでも、転倒などの可能性も否定できない。
では、体育の学習中に児童に怪我をさせないためにはどのようにすればよいのだろうか。また、それがどのように普段の生活の安全につながっていくのかを述べていきたいと思う。
体育の学習では常に負傷する事故の危険が伴う。そこで、様々な種目を...