素麺の発酵試験0909AZ

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    資料紹介

    古くなったそうめんを、エタノール発酵してみた。発酵原料に使えそうである。現在廃棄されているそうめんの有効活用したい人に朗報です。

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    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    素麺の発酵試験
    1.目的
     島原は素麺の生産地である。よく素麺は寝かしておくほうが旨いという人がいるそうだが、最近は製造年月日の管理にうるさくなり、2年以内の消費が義務づけられていた。そこで、今回の試験では、古くなった素麺(5年経っているらしい)がエタノール原料としての使用可能であるか検討する。
    2.実験 (液化・糖化を確実に行うために酵素の添加量を多くした)
    1.試料の含水率測定…110℃乾燥24時間、恒量
    2.水による溶出試験
    3.液化…試料の澱粉量(試料の70%を澱粉量とした)に対して0.2%の液化酵素の添加、反応温度80-95℃、2-3時間
    4.糖化…3.液化溶液に澱粉量に対して0.2%の糖化酵素を添加、反応温度45-50℃、48時間
    5.発酵…4.糖化液の容量に対して、1.0%の乾燥酵母を添加、発酵温度30-33℃、44時間
    6.常圧蒸留によるエタノールの回収…蒸留温度~95℃
    3.実験結果
    3-1.含水率測定結果
      一定量の原料を110℃の乾燥機内に24時間置き、重量の変化より含水率を算出した。
    乾燥前[g] 乾燥後[g] 減少量[g] 含水率[...

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