刑法問題・答案 通貨偽造罪
問 金に困窮していた甲は、パソコンを使って1万円札を造ったが、プリンターが古く、
すぐ偽者とわかるような代物だった。そこで甲は、友人乙が高精度のプリンターを買ったことを思い出し、自分が作成した偽一万円札の電磁的記録を乙宅に持参して、乙に内実を話し、乙のプリンターで印刷させたところ、多少紙質が異なるものの、本物そっくりの偽一万円札が完成した。そこで甲は、乙と共謀のうえ、乙にこの1万円札を使って
近所のコンビニで1000円の買い物をさせ、つり銭9000円を受け取らせ、内4000円を乙に渡し、残り5000円を自分のものとした。
答案
1 結論
甲には通貨偽造罪(刑...