ワークライフバランスの重要性
はじめに少子化社会日本は2005年から人口減少社会に突入していることが
明確になった。
そこで日本の少子化克服のためには、何が必要であろうか?
さしあたり根拠なしにのべると、
①仕事と子育ての両立
②出産・育児・教育などの経済的負担の軽減
③婚姻率の上昇
を上げることができる。
①からは、女性の仕事と子育ての両立だけでなく、
男女が共に家族的責任を果たすことのできる仕事の構築が重要となる。
これには、世界に特異な長時間労働の克服が不可欠であり、
さらに、人間らしい労働が求められることになる。
人間らしい労働を実現するためには、職場の男女差別をなくし、
女性が働き続けることのできる環境が必要になる。
筆者が問題としたいのは、企業が少子化克服のために何ができ、
何をすべきか、ということである。
したがって、①②③のうち課題となるのは①仕事と子育ての両立
と②出産・育児・教育などの経済的負担の軽減
のうち企業内福利厚生を中心とした企業内で追及すべきこと、
③については、若者に安定した仕事を確保し、
非正社員に場合でも正社員...