[消化器] 疾患の経過と看護

閲覧数3,088
ダウンロード数16
履歴確認

    • ページ数 : 7ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    タグ

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    疾患の経過と看護
    患者には消化・吸収に関する症状にとどまらず、全身倦怠感や死に対する不安などが生じる。
    障害の増悪には精神的要素もかかわっているため、患者の身体的・心理的苦痛を考慮した看護を行う。
    1.急性期の看護
    急性期の症状
    消化器疾患の急性期には、消化管の出血、穿孔、閉塞、壊死などが生じる。多臓器不全や、出血によるショック状態、極度の痛みや発熱、感染、アシドーシスなどにより、生命危機状態に陥り、救急救命が必要となる場合もある。
    外科的治療の前後に突然、症状が悪化したり、あるいは慢性的に経過していた疾患、慢性肝炎など)が急性増悪する場合などがある。
    生体侵襲が大きく、治療やケアが十分でなかった場合は、死に至ったり、病状が慢性化することになる。
    生命危機回避
    症状や処置などによって起こる苦痛を緩和し、不安を軽減させて心身の安静を図るとともに、生命の危機を回避するため、症状の悪化を早期に発見して治療できるように努める。この時期の看護の適否が、回復を大きく左右することになる。
    栄養状態が悪化しているときの救急処置は、治癒遅延や2次感染を引き起こすリスクが高い。また、処置のためのドレーン・...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。