[循環器] 動悸

閲覧数1,938
ダウンロード数1
履歴確認

    • ページ数 : 2ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    タグ

    看護事前学習実習循環器

    代表キーワード

    循環器動悸

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    動悸
    動性季とは、心臓の強い拍動あるいは速い拍動を不快に感じる状態である。不整脈をはじめとする循環器疾患で生じるものが多いが、精神疾患に伴う動摩もある。「ドキドキする」、「脈がとぶ」、「心臓がバクバクする」、「胸がつまる感じ」などと患者自身は表現する。
    1.動悸の原因
    動悸は、期外収縮、上室性あるいは心室性の頻拍、徐脈やブロックが突然生じたときなどの様々な不整脈を動摩として自覚することが多い。また、心収縮性が尤進している状態、1回拍出量の増加が原因で動悸を感じることもある。著しい左室拡大では、胸壁と接することで心拍を胸壁の揺れとして感じるので、不整脈がなくても動悸を訴えることがある。不整脈のうち、頻度の多いのは期外収縮後の拍動を感じるものである。これは、期外収縮の拍動に比べてその後の1拍動の1回拍出量が増加することによる。また、動悸は、しばしば精神疾患の一つの症状である。器質的心疾患がみつからないのに動悸を訴える場合は、心因性を疑う。
    2.発症様式による鑑別
    発症様式によって病態を鑑別するには、大きく分けて次の3通りがある。
    ①突然発症して突然終止する場合には、上室性頻拍や心房粗動、あ...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。