広告論-分冊2

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    資料紹介

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

     本レポートでは、広告の量的評価と質的評価についてそれぞれ述べる。
     はじめに、到達効果の量的評価について説明する。媒体の到達力を比較する指標としては、「リーチ(媒体到達率)」、「フリークエンシー(媒体接触回数)」と「GRP(延べ到達率)」が使われる。「リーチ(媒体到達率)」とは、媒体ないし広告の到達率を示す指標であり、仮にA紙、B紙、C紙の新聞があったとすると、新聞読者全体を母数として読者に到達した割合の事をいう。%で表示され必ず100%以下の数値となる。
    「フリークエンシー(媒体接触回数)」とはその媒体または広告に接触した人が平均何回見たかを表す指標で、接触の深さを表す。リーチの表示が%であるのに対し、フリークエンシーは、回数で表示される。
    例えを挙げると、商品Aのキャンペーンの場合、リーチ:20%、フリークエンシー:5回これは、ある限られた対象層に対して、何度も広告を露出できた事になり、いわば、「狭く深い」展開といえる。商品Bのキャンペーンの場合、リーチ:90%、フリークエンシー1回、これは、回数は少ないが、幅広い対象層に広告を露出できた事になり、いわば、「広く浅い」展開といえる...

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