大阪芸短の倫理学の「運命論」について述べよのリポートです。
「運命論」は、「宿命論」とも呼ばれ、未来は神または超越的存在によってあらかじめ定められているとする考え方のことである。
運命や、宿命とは、元から定められている巡り合わせのことである。実験などでは、同じ方法をとれば必ず同じ結果が出るといえる。この事により「原因が同じであれば必ず同じ結果が出る。」と言うことが分かる。
これは「過去の姿(原因)が決まっているならば、未来の姿(結果)も決まっている。」と言い換えることができる。この考え方が、「運命論」なのである。
人はうまくいかない時、運命のせいにしたりすることがよくある。
また、人は、自らの力ではどうにもならない時、運命のせいにしたりする。
そして、人は、まるで運命が意志を持っているかのように語るのだ。
果たして運命とは何なのだろうか。運命。これほど便利な言葉はないだろう。あれも運命、これも運命、そう思えば自らの失敗を直視しなくてすむ。まずは順を追って運命というものを考えてみたいと思う。
「運命」とは何であろうか。辞書的な見地で言うと、「巡り合わせ」であり、「人生で出会う吉凶禍福」であるらしい。だが、こういう意味で「運...