生徒指導・進路指導論 合格 評価A 日本大学 通信

閲覧数2,169
ダウンロード数21
履歴確認

    • ページ数 : 2ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    進路指導(進路ガイダンス)は、学校教育の一部として生徒の進学や就職について指導・援助行うことである。ここでは初めに進路指導やキャリア教育が現在必要性を高めている要因・背景を述べていく。1990年代、過去の偏差値輪切りよる選別・配分の進路指導からの脱却を目指し、日本進路指導学会等の活動により、進路指導は生徒や保護者の選択を最優先する方向へと変化していった。しかし、未だ進路指導が進学・就職の為の合格指導・斡旋活動(出口指導)だと考えられる傾向が強い。また、情報化社会による価値観の多様化により、「自己実現」を強く求めたり、職業を社会的貢献と見なしたりする生徒が増加している。またその反面、将来の夢・目標の設定が困難となり、目的意識の伴わずに進学する若者の増加(モラトリアム傾向)やフリーター・ニートの増加などの問題も生じている。この様な社会情勢を踏まえ、本来の進路指導である、生徒各自が納得できる人生の「生き方」の指導が重視されるようになったのである。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    進路指導(進路ガイダンス)は、学校教育の一部として生徒の進学や就職について指導・援助行うことである。
    ここでは初めに進路指導やキャリア教育が現在必要性を高めている要因・背景を述べていく。1990年代、過去の偏差値輪切りよる選別・配分の進路指導からの脱却を目指し、日本進路指導学会等の活動により、進路指導は生徒や保護者の選択を最優先する方向へと変化していった。
    しかし、未だ進路指導が進学・就職の為の合格指導・斡旋活動(出口指導)だと考えられる傾向が強い。また、情報化社会による価値観の多様化により、「自己実現」を強く求めたり、職業を社会的貢献と見なしたりする生徒が増加している。またその反面、将来の夢・目標の設定が困難となり、目的意識の伴わずに進学する若者の増加(モラトリアム傾向)やフリーター・ニートの増加などの問題も生じている。この様な社会情勢を踏まえ、本来の進路指導である、生徒各自が納得できる人生の「生き方」の指導が重視されるようになったのである。
    次に学校進路指導の意義・目的について述べていく。進路指導の意義は「教育的意義」と「社会的意義」に分けられる。
    教育的意義とは、生徒に「生き方」...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。