28歳で結婚後、半年で妊娠をした。子どもは欲しいと思っていたがこんなにも早くできると思っていなかったため少し驚いたが、妊娠したことを両親に告げると、とても喜んでくれ、自分をいたわってくれるようになったのを覚えている。夫の両親は夫が長男であるため、男の子であれば、跡取
話を伺った方 現在38歳、 10歳女児と8歳女児の2児の母である友人
妊娠中 28歳で結婚後、半年で妊娠をした。子どもは欲しいと思っていたがこんなにも早くできると思っていなかったため少し驚いたが、妊娠したことを両親に告げると、とても喜んでくれ、自分をいたわってくれるようになったのを覚えている。夫の両親は夫が長男であるため、男の子であれば、跡取りができると特に喜んでいたように思う。
妊娠中に印象深かったのは、悪阻のつらさである。3ヶ月を迎えるころから、突然、船酔いのような吐き気に襲われた。テレビで食べ物のCMを見るだけで、また、食べ物のことを想像しただけで、トイレに駆け込む毎日であった。それまで行っていた家事が一切できなくなり、ただただ寝ていたい毎日が続いた。役に立たない、使い物にならないなぁという気分になった。それでもこの時期、看護師である夫に悪阻を「二日酔いの朝のような状態だ」と説明すると、つらさをわかってくれ、一時の辛抱だからこの時期は自分が楽なように毎日を過ごすように、と言われたのでとても気が楽になった。
5ヶ月を過ぎたある朝、急に悪阻から解放され、食欲が沸くようになり、その変...