日本の国際協力(国際貢献)のあり方について述べよ。

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    資料紹介

    1. 冷戦崩壊後の地球的問題群
     1985年の冷戦終結以降、国際協力・協調が重視されるようになり、国際社会は世界を取り巻く問題を地球的規模で解決しようとしている。
     地球的問題群とは、環境・開発など一国単位では解決の困難な地球規模で広がっている問題で、お互いに複雑に影響を与え合っている問題のことを指す。
     冷戦後の国際的な課題としてまず挙げられたのは旧ソ連・東欧諸国をいかに旧西側の国際システムに取り込んでいくかということである。
    この問題については東欧諸国のNATOへの加盟により解決したとも言える。
    冷戦終結より20年が経過し1999年に3カ国、2004年に7カ国が加盟するに至る。こうして旧ワルシャワ条約機構加盟国としては、バルト三国を除く旧ソ連圏諸国とアルバニアを残し、他はすべて西欧圏に引き込まれた。
     次に核兵器・通常兵器の拡散、兵器技術の漏洩という新たな問題がある。第三世界への兵器拡散をいかに食い止めるかがということであり、それは北朝鮮やイラクの核疑惑においてすでに顕在化している。平和な国際社会の実現への脅威ともいえ軍縮は重視される。
    更に国際開発の問題もあり地球的問題群の中でも重要視されている。
    国際開発とは貧困・食糧危機・飢餓・難民・人口爆発・公衆衛

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    日本の国際協力(国際貢献)のあり方について述べよ。
    冷戦崩壊後の地球的問題群
     1985年の冷戦終結以降、国際協力・協調が重視されるようになり、国際社会は世界を取り巻く問題を地球的規模で解決しようとしている。
     地球的問題群とは、環境・開発など一国単位では解決の困難な地球規模で広がっている問題で、お互いに複雑に影響を与え合っている問題のことを指す。
     冷戦後の国際的な課題としてまず挙げられたのは旧ソ連・東欧諸国をいかに旧西側の国際システムに取り込んでいくかということである。
    この問題については東欧諸国のNATOへの加盟により解決したとも言える。
    冷戦終結より20年が経過し1999年に3カ国、2004年に7カ国が加盟するに至る。こうして旧ワルシャワ条約機構加盟国としては、バルト三国を除く旧ソ連圏諸国とアルバニアを残し、他はすべて西欧圏に引き込まれた。
     次に核兵器・通常兵器の拡散、兵器技術の漏洩という新たな問題がある。第三世界への兵器拡散をいかに食い止めるかがということであり、それは北朝鮮やイラクの核疑惑においてすでに顕在化している。平和な国際社会の実現への脅威ともいえ軍縮は重視される。...

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