S0527 学校教育課程論 <合格レポート>2009年度

閲覧数1,636
ダウンロード数6
履歴確認

    • ページ数 : 8ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    「教育課程とは何かについて、その基準と編成原理、今日的課題についてまとめてください。」
     教育課程とは、学校教育の目的や目標を達成するために各学年の授業時数との関連において、学習指導要領に示された内容を総合的に組織した学校の教育計画のことである。
     まず教育課程の基準について、主に教科書の第2章の第1節を用いて、考えていきたい。わが国では、昭和22年に最初の学習指導要領が制定された。しかし、この時点ではあくまでも手引書扱いに過ぎず、昭和26年に学習指導要領の全面改訂が行われた。この改訂で、以前の9教科に代わって4つの領域という大まかな枠組みへと再編された。四領域とは、①主として学習の技能を発達させるに必要な教科(国語・数学)、②主として社会や自然についての問題解決の経験を発展させる教科(社会科、理科)、③主として創造的要素を発達させる教科(音楽・図画工作・家庭)、④主として健康の保持増進を助ける教科(体育)である。
     しかしながら、上記のごとき経験学習的なカリキュラムは、児童の基礎学力が低下したこと、青少年の非行、規律の低下などの問題で批判にさらされるようになる。そして、昭和33年に学...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。