今回(平成20年・21年)の学習指導要領の改訂においては、特に、児童生徒に「生きる力」を支える確かな学力、豊かな心、健やかな体の調和のとれた育成を重視している。そのため、学校の教育活動全体で児童生徒に「ガイダンスの機能」が発揮されることが大切である。そのなかでも特別活動、特に学級(ホームルーム、以下HR)活動は、自主的・実践的な態度と豊かな人間性・社会性の育成を目指すための活動であり、生徒指導や進路指導に果たす役割が大きいため、「ガイダンスの機能」が発揮される中心的な場であるといえる。
Ⅰ.特別活動における「ガイダンス」に関する規定
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『新学習指導要領で力説している「ガイダンスの機能の充実」について特別活動に焦点を当てて述べよ。』
今回(平成20年・21年)の学習指導要領の改訂においては、特に、児童生徒に「生きる力」を支える確かな学力、豊かな心、健やかな体の調和のとれた育成を重視している。そのため、学校の教育活動全体で児童生徒に「ガイダンスの機能」が発揮されることが大切である。そのなかでも特別活動、特に学級(ホームルーム、以下HR)活動は、自主的・実践的な態度と豊かな人間性・社会性の育成を目指すための活動であり、生徒指導や進路指導に果たす役割が大きいため、「ガイダンスの機能」が発揮される中心的な場であるといえる。
Ⅰ.特別活動における「ガイダンス」に関する規定
ガイダンスの機能を充実することは、中学校・高等学校の学習指導要領の「特別活動」のなかの、第3「指導計画の作成と内容の取扱い」の1(3)で『学校生活への適応や人間関係の形成、進路の選択などの指導に当たっては、ガイダンスの機能を充実するよう〔学級(HR)活動〕等の指導を工夫すること。特に中学校(高等学校)入学当初においては、個々の生徒が学校生活に適応する...