認知心理学 「短期記憶、長期記憶、作動記憶という用語を用いて、人間の記憶の仕組みとその特徴について述べよ。」 課題レポートA判定

閲覧数6,127
ダウンロード数48
履歴確認

    • ページ数 : 9ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    記憶の枠組みとして、過去の経験を保持し、後にそれを再現して利用するまでの一連の過程があり、「符号化」「貯蔵」「検索」の3段階に分けることができる。符号化とは、入力された感覚刺激を「意味」に変換する過程を指している。その符号化された感覚刺激を保存しておく事が貯蔵である。そして、それを思い出すように求められた場合に、それを検索し、音声や文字に変換して、出力することができる。
     記憶を測る方法としては、大きく再生と再認とに分けられる。再生とは、記銘した材料を被験者自身が思い出して再現する方法である。再生には、思い出した順に自由に回答する自由再生、記銘した順序通りに再生する系列再生、与えられたヒントを手掛かりにして想起する手掛かり再生などがある。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    9
    「短期記憶、長期記憶、作動記憶という用語を用いて、人間の記憶の仕組みとその特徴について述べよ。」
     記憶の枠組みとして、過去の経験を保持し、後にそれを再現して利用するまでの一連の過程があり、「符号化」「貯蔵」「検索」の3段階に分けることができる。符号化とは、入力された感覚刺激を「意味」に変換する過程を指している。その符号化された感覚刺激を保存しておく事が貯蔵である。そして、それを思い出すように求められた場合に、それを検索し、音声や文字に変換して、出力することができる。

     記憶を測る方法としては、大きく再生と再認とに分けられる。再生とは、記銘した材料を被験者自身が思い出して再現する方法である。再生には、思い出した順に自由に回答する自由再生、記銘した順序通りに再生する系列再生、与えられたヒントを手掛かりにして想起する手掛かり再生などがある。一方、再認とは、学習時に提示された項目(ターゲットあるいは旧項目と呼ぶ)と提示されなかった項目(ディストラクタあるいは新項目と呼ぶ)とを被験者に提示し、どれが旧項目かを指摘させるという方法である。再認には、項目を1つずつ提示して旧項目か新項目かを判...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。