精神保健福祉援助演習 「精神保健福祉士は家族相談において、どのような点に配慮しているか、第2~4回の各面接場面について具体的に述べなさい。」 課題レポートA判定

閲覧数3,372
ダウンロード数5
履歴確認

    • ページ数 : 9ページ
    • 会員1,650円 | 非会員1,980円

    資料紹介

    はじめに、精神保健福祉士(以下PSW)が家族相談において、配慮している点を第2回から第4回までの各面接場面をそれぞれに分け論述していくことにする。
     今回の事例では、保健所でのものである。
    保健所は1965(昭和40)年の精神衛生法改正以来、地域の第一線機関として住民からの精神保健相談を受けてきた。地域の相談は多様で複雑なニーズが整理されずに持ちこまれることが多い。「なんとか問題を解決したい」という来所者の思いが先行するあまり、PSWがその主訴に振り回され、真のニーズを見失うことで的外れな援助になってしまうこともある。そのためインテーク面接では、慎重に主訴とニーズを整理することが求められる。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    8
    「精神保健福祉士は家族相談において、どのような点に配慮しているか、第2~4回の各面接場面について具体的に述べなさい。」
     はじめに、精神保健福祉士(以下PSW)が家族相談において、配慮している点を第2回から第4回までの各面接場面をそれぞれに分け論述していくことにする。

     今回の事例では、保健所でのものである。

    保健所は1965(昭和40)年の精神衛生法改正以来、地域の第一線機関として住民からの精神保健相談を受けてきた。地域の相談は多様で複雑なニーズが整理されずに持ちこまれることが多い。「なんとか問題を解決したい」という来所者の思いが先行するあまり、PSWがその主訴に振り回され、真のニーズを見失うことで的外れな援助になってしまうこともある。そのためインテーク面接では、慎重に主訴とニーズを整理することが求められる。

     第2回の面接では、PSWはMさん(事例に出てくる被援助者、以下本人)の状態をできれば直接確認できるようにPSWが家庭に訪問することを提案している。第1回の面接による母親の相談の内容から、Mさんの症状や行動面の中で、統合失調症が疑われるからだ。

     総合失調症が疑われ...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。