S0527 学校教育課程論 A判定

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    資料紹介

    2010年度 佛教大学 通信教育部 レポートです。
    教科書の内容に沿ったものになっております。
    参考にしてください。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

     教育課程とは何かについて、その基準と編成原理、今日的課題についてまとめてください。
    1.はじめに
     教育課程とは、学校教育施行規則において規定されるものであり、学習指導要領に伴うカリキュラム的位置づけにある。
    教育課程を再編する上で、常に問題となることが2点ある。ひとつは教育の本質に関わる問題であり、もうひとつは、それを制度として支える基準。いわば学習指導要領のような枠組みが、本来どのような編成原理に基づいて何を提供するべきなのかという問題である。
     前者については、子どもを中心とした「経験主義」を教育の本流におくべきとする考えかたと、「読み・書き・算」を中心とする「系統主義」をその本質とみる考え方との間の綱引きである。また、後者においては、学習指導要領の改訂などの教育改革によって、教師が教えなければならない内容や教え方そのものが変化するという視点にたつものである。
     次において、これら2つの問題を考察していく。
    2.教育課程の歴史的変遷とその基準
     かつての日本の教育は、こどもたちの学力のばらつきが小さく、高い教育水準を保持してきた。それが今日において学力低下がおおきな社会問題にな...

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