小児のプレパレーションのレポートです。入院前から検査、処置終了までをまとめてあります。
病院受診時
① 家族への説明内容と子供の反応について情報収集をする。
② 説明を受けないまま受診する場合や誤った説明を受けている場合は、家族の思いや考えも尊重しながら、受診の理由や経緯について丁寧に説明する。
③ 子供自身の体験(熱がある、痛みがあるなど)と照らし合わせながら伝えることで、子供の理解を深める
④ 子供の過去の病気や病院での体験から、病院やこれから受ける治療についてどのようなイメージを持っているかなどについて情報を得た上で、介入方法を検討する。
⑤ プレパレーションは、子供に関わる医療スタッフ全員で協働して行う
入院時
① 子供と家族、医療スタッフが信頼関係を構築できるように関わる。
1) 子供と話す時は、子供の目線に合わせて話をする
2) 病棟の環境や医療スタッフの雰囲気は、その後の子供の反応に大きく影響する。(あいさつの仕方や距離の取り方、表情、声のかけ方や大きさ、言葉遣い、身体への触れ方などに配慮し安心感を持ってもらえるように接する。使用する言葉が子供にどのような印象を与えているかを確認し、子供にとって分かりやすく、親しみのある響きの柔らかい優しい言葉を使用する)...