刑法Ⅰ 分冊2  A評価 参考文献有り 正当防衛と緊急避難とを比較し、各々の成立要件を述べた上で・・・

閲覧数2,513
ダウンロード数12
履歴確認

    • ページ数 : 2ページ
    • 会員2,750円 | 非会員3,300円

    資料紹介

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    刑法Ⅰ 分冊2
    正当防衛と緊急避難とを比較し、 各々の成立要件を述べた上で、 両者の共通点および相違点について論ぜよ。
    急迫性の要件、自己または他人の権利の意義、不正対正と正対正、補充の原則、法益の均衡
     正当防衛とは、 違法な侵害に対する反撃行為がなされて、 侵害者に対する関係でなんらかの構成要件該当性が認められるとき、 具体的状況を踏まえて、 反撃者の行為について違法でないと判断されることである。 犯罪の成立要件でいえば、 違法性阻却事由(正当化事由)の一つで、 刑法36条に明記されている。
     正当防衛が認められる要件として①急迫・ 不正の侵害に対するものであること、 ②自己 ・ 他人の権利の防衛であること、 ③やむを得ずにした行為であること、 ④防衛の程度を超えていないこと、 の4つである。 まず、 「急迫」とは、 法益の侵害が押し迫っている場合と現に侵害されている場合を含む。 急迫性の要件を必要とするため、 過去の侵害や将来の侵害に対しては、正当防衛は認められない。 そのような場合には、 国家機関により法益侵害の予防・ 回復を行う余地があるからである。 したがって、 そのよう...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。