私はこのレポートで「2001年9月11日、同時多発テロ事件」を題材にして書いていきたいと思います。2001年9月11日、アメリカ、ニューヨークの世界貿易センターとワシントン近郊の米国防総省(ペンタゴン)にハイジャックされた旅客機が突入しました。当日のテレビ放送では何度も繰り返し世界貿易センターが崩壊していく映像がながされていました。そしてその瞬間に数千人の命が奪われました。
アメリカの複数メディアは9月12日、マサチューセッツ州当局が事件の容疑者として5人を特定し、彼らのレンタカーからアラビア語の飛行訓練書を見つけたと伝えました。5人はアラブ系とみられ、うち一人はパイロットで、2人が世界貿易センタービルに激突したボストン発の旅客機に搭乗していました。ブッシュ大統領は12日朝、テレビを通じて声明を出し、「アメリカへの攻撃は単なるテロを超えた戦争行為だ」と述べました。また「これまでの敵とは異なる敵に直面している」と強調しました。この敵を「征服」するためにアメリカのあらゆる資源を使う強い決意を示した。小泉純一郎首相は12日、アメリカでの同時多発テロについて「日本としてもテロに屈しないとい...