連関資料 :: 倫理学

資料:88件

  • 倫理
  • 課題?  恋と友情は、共に非常に利己主義的である。  この二つの似ている箇所としてまず、恋愛でも友情でも、共通している要素が三つある。一つ目は動物的な決定要素があるということ、つまり相手のルックスや生活スタイル、息遣いなどすべてをまとめて、見た瞬間、本能的な部分で「自分はこの人と合うか合わないか」ということを決める。  二つ目は、恋愛も友情も自分の努力の量に比例しているということ。自分がある人間に対して努力すると、それに見合うだけの感情が出てくる。どちらにおいても手間ヒマはかかるが、損をしたくはない。ある程度の関与をしないと成立することはないのである。  三つ目の要素は、「メリットがあるかどうか」ということである。しかしこの要素は、両者に共通すると同時に、決定的な違いでもある。同じ「メリット」でも、自分の人間としての種の生き残りにメリットがあるのが恋愛で、自分の個人的な生き残りにメリットがあるのが友情である。つまり、子孫を作って生活していく上で成功するかどうかというような本能的な感情が恋愛感情で、困ったときに助けてくれるなど、個人の存続にメリットがある場合が友情である。  そして、全く独自の見解ではあるが、恋と友情の間には、決定的な「欲求」の違いがあると思われる。これは、両者の欲求の程度が違うのではなく、それが向けられる対象が違うのである。友情は相手の「心」が欲しいのに対し、恋はその対象が「肉体」にも向けられる。「私」が好意を寄せる相手の肉体が、他者の方向を向いて、例えば話をしているとき、「私」は嫉妬をする。しかし、この相手は、肉体が他者の方向を向いているだけであって、果たして心が他者に向いているかどうかは推測し難い。つまり、「私」は相手の「肉体」が欲しいのである。
  • レポート エロス 倫理 恋と友情
  • 550 販売中 2006/02/09
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  • 倫理
  • 「幸福と理性の関係について述べよ。」 幸福とは、何か。ある人が感じる「しあわせ」は、他の人には必ずしも「しあわせ」と、感じられるものとはいえない。人によってさまざまな捉え方、感じ方があるからである。だが、多くの人々は、自分にとって良いことを幸福と感じ、また、自分の欲求が満たされた状態を、幸福と感じるのである。 アリストテレスによると、人間の営為にはすべて目的があり、それらの目的の最上位には、それ自身が目的である最高善があるとした。 アリストテレスは、人間にとって最高善とは、幸福のことであると考えた。幸福とは、快楽を得ることだけでなく、人間の魂の固有の形相である「理性」を発展させることが、人間の幸福であると説いた。 また、人間の可能性とは、快楽を得ることだけではなく、「理性」を発展させることであって、これが人間の魂に固有な形相なのだとも説いた。 つまり、「理性」という可能性を花開かせることが、人間の幸福ということである。 そして、中庸(度を過ぎないこと)を守ることだと、主張した。たとえば、臆病と無謀の中庸に勇気があり、けちと浪費の中庸に気前の良さがある、ということである。 このように、ア
  • 990 販売中 2008/09/16
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  • 倫理概論
  • 佛教大学通信教育課程での【倫理学概論】合格レポートです。 設題 カントの「実践理性批判」について、「定言命法」の                特質をまとめ、自分の意見を述べよ。 参考文献 ・倫理学概論 小笠原秀美 著 佛教大学 ・自分で考える勇気 カント哲学入門 御子柴善之 著 株式会社岩波書店 ・もういちど読む山川倫理 編者 小寺聡 株式会社山川出版社 リポート作成の助けになればと思います。 丸写しは厳禁となります。 本リポートの使用に係る責任は一切取ることができません。自己責任でお願い致します。 誤変換などによる誤字・脱字がある場合がございます。ご容赦ください。
  • 佛教大学 倫理学概論 倫理学 カント
  • 550 販売中 2024/07/31
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  • 倫理通論
  • まず、日本人は資格の違いに関係なく、ある枠によって集団が作られている場を大切に考えるといわれる。ここでいう場とは、具体的に言うと、その個人の住む地域や所属機関などを表している。日本人は、自己紹介するときに、「私は大学に通っています。」とか「私は○○会社のものです。」というように行なうことが多い。このことは、その個人が持つ資格自体を軽視して、その個人の場に重点を置いていると考えられる。この場の中での関係を見てみると、そこにはタテ社会と呼ばれるものがある。これは、同一集団内の同一資格を持つものでも、何らかの方法で差が設定され、強調されることで、精密な序列ができた結果である。
  • レポート 心理学 タテ社会 終身雇用 序列 集団 倫理 倫理学 個人 組織 組織行動
  • 550 販売中 2006/06/21
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  • 倫理概論 実存主義とカント主義とプラグマティズムの倫理について
  • 実存主義とカント主義とプラグマティズムの倫理学について説明する。  まず、実存主義であるが、実存主義にとって重要なことは、世界や人間をいかに解釈するかということではなくて、今ここにいる現実の存在たる私が、いかに生きるかが問題なのであり、主体的に生きぬくことを離れて思索ということは無意味であるという。したがって、このような主体的、実践的な立場にとって、自由の概念は、その思想の中心的意義をもつ概念と考えられるのである。  実存主義に属する思想家の一人ヤスパースの考えによると、哲学の根本性格は、「挫折を通じて超越すること」にある。つまり、対象的にせよ主体的にせよ、われわれの思索は、必ず、何らかの限界にぶつかって難破してしまう。しかし、この難破を通じて、実は、より広い深い地平が開かれてくるのである。そして、このような挫折を通じての超越は、言葉を換えて言えば、主体的な思索であり、実存的自由であるともいえる。  次にカント主義であるが、カントは真に道徳的と呼ばれるべき命法は、当然、定言命法でなければならないとした。それは、端的に「正直であれ」という無条件の方式をとるものである。  第1の定言命法
  • 倫理 戦争 哲学 道徳 思想 人間 自由 経験
  • 550 販売中 2009/03/16
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  • 倫理 キルケゴールに対する論述
  • 1.キルケゴールの倫理思想と、その意味 ゼーレン・キルケゴールの基本的学説は、道徳には本物の客観的基準はないということ、そしてむしろ、客観的基準があると主張される学説はわれわれの道徳の基準が選択された学説であり、選択されるのみであるという事実を隠蔽する装置の役割をしている、と訴える。あるいは個人を彼の道徳的諸戒律をカントが定義した個人よりもはるかに強い意味で自分に言い聞かせるものである。「真理は主体性である。」キルケゴールはこう命題を定めることで彼の哲学的研究領域を定めたのである。それ故に、彼の全著書は価値判断と劇場、不安と絶望、恐れに懐疑、信仰、希望、そして愛の状態にある人間の精神の主体的な海図を作り上げている。また、キルケゴールは過激なプトテスタント・キリスト教を採用しており、著書の目的がそこからもうかがい知れる。というのも、キルケゴールは彼自身が「私に似通っている唯一の人はソクラテスである。私の任務はソクラテス的任務であって、キリスト者であるとは何を意味するかの概念を訂正することである。私は理想を自由に保ちつづけているので、私自身をキリスト者とは呼ばないが、しかし私は、他の人々が私よりもなおのこと、その名にふさわしくないということを明らかにすることができる。」と明言しており、多くのキリスト教的思想家や牧師と多くのキリスト教教師の只中で人がキリスト者とならねばならない状況がキリスト教世界に存在する場合に、キリスト者となるということの問題をその相対的な理念としていた。この時代、一般的な精神は詩的・瞑想的な文化・汎神論だった。キルケゴールはこれを悪癖と捉え、その原因が客観的認識の非常な増大と、当時の一般の支配的哲学であったドイツの歴史哲学者ヘーゲルの思弁的体系に由来するものであると主張した。世界史的な新時代を画したヘーゲルの哲学によって、キリスト教はいずれ超越されるであろう凡庸なもの、人生のわずかな感銘さえも与えることのできない教理と機械的暗唱との客観的体系に変えられてしまったというのであ
  • レポート 哲学 倫理 人間論 キルケゴール 絶望
  • 550 販売中 2005/09/28
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  • 応用倫理とは何か。
  • 応用倫理学とは、何か。そんな問いを投げかけられた時に、ある学者はこう答えた。実際の生活で登場してきた問題を取り上げて倫理基準を作ったり、倫理学的に分析したりする領域、それが「応用倫理学」だと。何か特定の倫理を利用したものではないため、「応用倫理学」という言葉は不適切だと主張し、「実際的倫理学」という言葉を好んで使う者もいるようである。 次に、「応用倫理学」という言葉について、学問的に見ていこう。講義で説明されたように、まずそもそも倫理学とは何なのか、ということについて説明していく。倫理学というのは、漢字からも推測できるように、仲間、秩序、すじ、道理といった意味がある。私たちは生まれた時に、まず家族と出会い、家族との交流を体験し、それから成長していくにつれ、地域の人たちとの触れ合い、その地域の人達によって構成される地域社会への参加…、それから最終的に、大きな「国」という名の社会へと参加する。そういった共同体の中で、多くの異なる人々が社会で共に生きるための筋道としての模範的な、すべきこと、それを倫理と呼ぶ。それが理念的に展望して、理想としての倫理を、思想・学説という形で自覚を促すものが、倫
  • 倫理 倫理学 応用倫理学 同志社 石井 レポート 脳死問題 医療技術
  • 550 販売中 2009/01/23
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