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社会政策期末テスト
１、日本の労働組合と労使関係の特徴と諸課題について
２、「限定合理性・機械主義的行動・情報の非対称性」をつかって採用や評価の難しさや工夫すべ
き点、解決策を論ぜよ
３、トランスナショナル型の組織モデルの概念を説明し、日系企業の二国籍企業から多国籍企業へ
の脱却方法、またそれに対する課題を書け
４、一般訓練と賃金、企業特殊訓練と賃金について図を用いて説明せよ。
また、企業特殊訓練があることにより年功的処遇、長期勤続があり、内部労働市場が形成されるこ
とを説明せよ。

１、日本の労働組合と労使関係の特徴と諸課題について論ぜよ。
日本の労働組合の特徴は、まず、企業別の労働組合が多いことである。労働組合は職業別、産
業別、企業別、一般の 4 つに分類されるが、企業別労働組合とは、企業ごとに常勤の従業員だけを
組合員とする組織である。企業別組合のメリットは、自社の事を第一に考えることである。これは同
時に、他社の事を考えないという意味でデメリットにもなる。そして、OECD(経済協力開発機構)に
よって視察される。ちなみに、企業別労働組合は、enterprise union と...

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