2日本の産業革命期

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    資料の原本内容

    やってきたよ!日本の産業革命期

    日本の本源的蓄積は、地租改正から松方デフレに至る間に集中的に行われた。
    殖産興業政策の一環として政府主導の下、機械制生産が移植され、多くの事業が官営化。その後、軍事・鉄道・通信以外を民間産業に払い下げることで広く普及した。
    たくさんの赤字を生み出したが技術水準は向上した。

    産業革命とは?
    農業社会から工業社会への人類史の一大転換期
    道具による生産から、機械による大量生産へ

    前機械生産・・・労働の熟練度が不可欠 高賃金が利潤率を低下させる
    機械の利用に基づく大量生産・・・不熟練労働者を安価で使うことが可能に!


    始期)松方デフレが収束した1880年代後半(1886)の企業勃興期=綿工業勃興期

    終期)綿工業が日本の基幹産業として定着するとともに、そのことによって日本の資本主義が体制的に確立する日清戦争前後。

    ほぼ1900年ごろまでには綿業・絹業部門において資本主義的生産様式が確立


    1890年 国内綿糸生産高>輸入綿糸高

    主導部門は綿紡績業
    製糸業もその発展を支える.

    当時は輸入超過。
    綿花、紡績機械、軍備拡張のための武器・鉄鋼の輸入のため。

    恐慌 1890、1900 資本主義確立をあらわす

    のちに石炭業、鉄道業、機械工業・鉄鋼業に見られる官営工場を中心として発展

    次の段階たる帝国主義(資本主義の新たな展開のこと。)への転化の兆しも。
    (世界史的には帝国主義段階にあった)

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