教授技術について

閲覧数2,048
ダウンロード数0
履歴確認

    • ページ数 : 3ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    「教授技術」
    教授技術の定義
    体育授業で発生する実際的な問題に対処し、体育授業を有効に運営するために必要な具体的な方法論。
    1.教授技術とは
     古屋は、1958年に当時の体育指導について、スポーツ中心になっていることの良さを挙げつつ、問題点を指摘した。
    児童・生徒の自発性を尊重することは、児童・生徒が自ら進んでスポーツを行うので、教師は傍観者になり、教授技術などいらないという発想が生まれてくる。しかし、授業のうまい教師がいるのと同時に授業成果を上げられない教師もいる。
    安彦は教授技術を「意識的法則適用説」と「労働手段体系説」の2つのタイプからなると考えるべきであると述べた。
    ・意識的法則適用説・・・ベテラン教師が自分の経験をもとにつくり出した技術で、比較的個別の技術がその大部分をしめる。
    ・労働手段体系説・・・基本的に誰でも使える技術であり、個人的で独特のものと異なる。
    ・高橋は、「体育授業では何らかの目標にむけた『学習』が効果的に行われなければならない。その意味で、効果的な学習ということは、全ての授業に共通するテーマとなる」と述べた。この効果的な学習を支えるために教師が何を行われなけ...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。