中学校道徳の授業の指導案です。ご活用ください。
第2学年 道徳学習指導案
指導者 ○○○○
1 題材 集団の中できまりを守っていくことの大切さを考えよう
2 資料
「試合からの帰り道」(愛知県小中学校長会編集「明るい人生2年」,財団法人 愛知県教育振興会発行)
3 構想
法やきまりは,人々の社会生活に秩序を与える。私たちは社会の秩序と規律を守ることによって,自由や権利も保障されている。しかし中学生になると,法やきまりに対する理解が深まってくる一方で,「自分さえよければよい」「見つからなければよい」「他人に迷惑をかけなければよい」といった,自己中心的な思考や利己的な思考に陥ることも多くなってくる。人には,法やきまりを破る心の弱さが存在する。そのことに気づいた上で,自身の心の内にある良心を大切にし,人としてよりよい社会生活を考えることが大切である。一人一人が,法やきまりが存在する意義を十分に理解し,罰を受けないようにするために法やきまりを守るのではなく,積極的な規範意識や遵法精神を身につけていくことが,社会の一員として重要な資質ではないかと考える。
本学級の生徒は,クラス全員の仲が良く男女間でのコミュニケーションも多く見られ,人間関係...