教育実習後に書く総括です。
困っている方は参考にしてみてください。
(1)教育実習中に深く考えた教育の問題点
実習授業を行う中で、1番苦労したことはできる子とできない子への指導の仕方です。どの教科にも言えることですが、特に、算数では能力の差がどうしても出てきてしまいます。こうした場合、理解する時間もかなり違ってきてしまいます。そのため授業も、理解がはやい子に合わせて進めれば、理解できずに終わってしまう子が出てきてしまい、理解が遅い子に合わせて進めれば、早く終わってしまった子が遊んでしまう可能性があります。それを考えて、全員がしっかり理解することができる授業にするのは難しいことです。
私の指導教諭は、そうしたことが起こらないように、練習問題がはやく終わった子に、先生の代りに丸つけをお願いして、教師はつまずいている子について指導できるようにしていました。また、わからない子だけを前に集め、理解するまで説明をしていました。この方法は、1人1人を回って説明していくより、時間を短縮することができ、瞬時に誰がつまずいているのかということがわかるのでいい方法だと思いました。
このように、すべての子が理解するようにするためには、少人数単位での指導が有効的になってくるの...