西洋音楽の歴史と理論(夏期スクーリングレポート)

閲覧数4,158
ダウンロード数13
履歴確認

    • ページ数 : 2ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    『西洋音楽の歴史的な変化について、自分が一番関心のある時代を中心にして論じなさい。』

     大阪芸術大学「西洋音楽の歴史と理論」のスクーリング時のレポートです。

    参考にしてみてください。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

     音楽史上、中世とバロック期の間に位置するルネサンス時代は、中世以来の伝統的な教会旋法に基づくポリフォニー技法がもっとも高度な水準にまで完成された時代であり、内容的には、人文主義運動の影響を受けて、なめらかで素直な旋律の流れ、合理的な対位法による作曲技法、快い音の響き、豊ながらも適度に抑制された表現力によって、音楽的な均整美の理想を追求した時代である。
     ルネサンス時代の中心をなすのは、ポリフォニー(複数の独立した声部からなる音楽)による声楽、特に、宗教曲(ミサ曲)である。ミサとは、主日(日曜日)やキリスト教の暦の上での特定の祝祭日に行う集会のことである。ミサの内容としては、まず初めに、開祭がありここでは『あわれみの讃歌 Kyrie』『栄光の讃歌 Gloria』が歌われる。次に、神の言葉を聞く(聖書を朗読する)言葉の典礼で『信仰宣言 Credo』が歌われ、パンとぶどう酒を捧げる感謝の典礼では『感謝の讃歌 Sanctus』が歌われる。そして、司式者が宣言し、ぶどう酒(キリストの血)を司式者が、パン(キリストの肉)を会衆が受け全員が1つに結ばれる聖体拝領では『平和の讃歌 Agnus Dei...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。