慶應通信、レポート、教育方法論、3976字:40字×50行、テキスト、指定DVDの内容、参考文献、参考サイト計8件の内容を網羅してわかり易くまとめてあります。全てレポート提出の指示に従った形式で作成。作成して退学したため、未使用。その他の提出レポートは全てA~B判定でした。
本レポートでは、「日常の授業で活かすICT(Information and Communication(s) Technology)」をテーマに、効果的な教育実践のあり方について検討する。
第一に、写真や図表、課題文章等、視覚的提示が有効な教材や各生徒がテキストを見ながらの口頭説明のみでは理解が難しい場合、ICTの活用により、教材を大きく提示して指示や重要点を明確にすることができる。例えば、従来の黒板への板書や、予め準備した模造紙やマグネットシート等を適宜、取り出し掲示する代わりに、実物投影機とプロジェクターを使用して、手元の教材を自由に拡大して指示、書き込みなどしながら投影すれば、わかり易い。各自のテキストに注目させると、生徒は当然下を向き、机間巡視をしてみれば、全く違う箇所を見ているような状況もあろう。プロジェクターに注目させ、全生徒の視線を集中させることで、教師は皆の表情を確認しながら授業を進行でき、理解確認の質疑応答や生徒との対話もしやすい雰囲気ができる。この手法は、教師のみならず、生徒の活動にも応用できる。実践例として、大阪市立昭和中学校では、国語の「読む」単元において、電...