1.いわゆる新しい人権について。
2.日本国憲法成立の経緯と問題点。
近畿大学の通信教育部で学ぶ方が、最初にぶつかる壁がレポートの作成です。何をどう書いてよいか、まったくわからない設題で出会うこともあります。
自分も、最初はそうでした。でもポイントをつかむと突然道は開けます。
この資料は、「憲法」レポートの設題への取り組み方、一つの参考例としての合格レポート、試験対策等について説明しています。
自分のレポートは、自分で書くことが大切です。人のレポートを写しても知識は身につきませんが、他の人はどう考えてどのように書いたのかは、自分なりのレポートを作成する際には大変参考になると思います。
何よりも「合格」するのに求められているレベルが把握できます。
皆様の一助となれば幸いです
憲法レポート 4000字 (2004 近畿大学 平成27年4月-29年3月)
[レポート作成時へのアプローチポイント]
このレポートの設題は、テキストに書かれた内容を中心に、いかにしっかり教科書や参考文献を読んだかを問う基本型のものです。
まず、教科書の目次より該当する章について再読しましょう。また、巻末の索引でも該当するページを確認しましょう。
各設問に対して、自分としての結論より、教科書の内容を的確にまとめることが大切です。その上で、参考文献等で肉付けを行いましょう。
初めに、構成を組み立てます。後は要約作業です。そして、最後に必ず自分の意見・見解を少しでもよいから記載しましょう。実は、そこのところが「自分がこの科目から何を学んだのか」が現れる大切なポイントとなります。
設題 1.いわゆる新しい人権について。
2.日本国憲法成立の経緯と問題点。
[合格レポートの例] ※あくまで参考です。
【設題1】
1.初めに
新しい人権とは憲法上規定されていないが憲法解釈上認められるに至った人権の事をいう。憲法で明記されている個別的基本権は、単なる歴史的所産であって一...