(Ⅰ)目的
以下の実験(1)、(2)
(1)検量線の作成
(2)1,10-フェナントロリンによる鉄の定量
を行い各々の実験において、薬品や各種器具の使用・取り扱い方法を学び、それらを用いての試料の調製法を理解すること。また、ランバート・ベールの法則を利用して濃度が分からない試料の濃度を求めること。その際、既知濃度標準液を用いて検量線を作成し、未知濃度の試料の濃度を検量線から求めること。
(Ⅱ)実験方法
実験(1) 検量線の作成
装置と器具:分光光度計、100mlメスフラスコ、50mlメスフラスコ×6、ビーカー、ホールピペット、駒込ピペット
試薬:0.02mol/l KMnO4溶液
操作:テキストに準拠。ただし、0.02mol/l KMnO4溶液は1班が作成し、吸光度は対照液を水とし525nmと、425nmの波長で測定した。また、測定終了後、別の分光光度計を使って0.02mol/l KMnO4溶液の吸収スペクトルを測定した。その結果は図1に示してある。
実験(2) 1,10-フェナントロリンによる鉄の定量
装置と器具:分光光度計、50mlメスフラスコ、10ml...