パワーポイントで動画を使用する場合のポイントです。
パワーポイントでのビデオ活用について
作成者:たかはし
●前提条件
1.OSの種類
→Windows XPよりも古いOSの場合には、ビデオ編集等ができない可能性が高くなります。
2.Microsoft Officeのバージョン
→パワーポイントで利用できる機能が左右されます。
3.使用したい映像がどのような状態のものか?
→パワーポイントに張り込むまでの手順が変わってきます(キャプチャ、編集、ファイル形式変換など)。
●事例提示
1.「Hi8(VHS)のテープに録画している映像をパワーポイントで使いたい」
①Aパターン:再生できるデッキとDVカメラを接続し、miniDVテープにダビングします。
※プロテクトがかかっているテープはダビングできません。
②Bパターン:デッキがない場合、専門の業者にデータ変換を依頼します。業者は「HI8 VHS 変換」などで検索して比較検討してください。
2.「DVカメラの映像をパワーポイントで使用したい」
①パソコン側に「IEEE1394端子(iLINK端子、FireWire端子)があることが前提です。
②DVカメラとパソコンを接続します。
③「Windowsムービーメーカー」を起動します。
④「読み込み」の「デジタルビデオカメラから」をクリックします。
⑤詳細は「Windowsムービーメーカー」のヘルプを参照してください。
3.「パソコン上のムービーを取り込みたい」
①パワーポイントで取り込める動画形式は、おもなものでは下記の通りです。
・拡張子avi:Windows標準のビデオ形式ですが、コーデックの種類によっては再生できないものもあります。
・拡張子wmv:ファイルサイズを小さくすることができ、Windowsパソコンではほぼ問題なく再生することができます。
・拡張子mpg:mpeg1、mpeg2、mpeg4などの種類がありますが、mpeg1、mpeg2であれば再生できます。
②Microsoft Officeのバージョンによって異なりますが、「挿入」タブの「ビデオ」から、該当の映像データを選択して取り込みます。
IEEE1394の端子
※別名iLINK、FireWire