連関資料 :: 教育
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ジョン・ロックにおける子ども教育論
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「 ジ ョ ン ・ ロ ッ ク に お け る 子 ど も 教 育 論 、 特 に 習 慣 形 成
や 賞 罰 法 を 中 心 に 述 べ よ 」
ジ ョ ン ・ ロ ッ ク は 、 1 7 世 紀 か ら 1 8 世 紀 に 活 躍 し た イ
ギ リ ス の 哲 学 者 ・ 思 想 家 で あ っ た 。 彼 は 、 哲 学 ・ 思 想 の
み な ら ず 、 教 育 学 に お い て も 代 表 さ れ る 人 物 で あ っ た 。
彼 が 提 唱 し た 教 育 と は 、「 紳 士 教 育 」 で あ る 。
紳 士 教 育 と は 何 か 。彼 が 求 め る 「 紳 士 」そ れ は 、「 紳 士
は 健 全 な 身 体 と 道 徳 ・ 知 識 を 持 っ て い る 者 」 で あ っ た 。
彼 は 、 こ の 者 こ そ が 本 来 の 紳 士 で あ り 、 そ れ を 最 終 目 的
と し た も の が 、「紳 士 教 育 」で あ る 。紳 士 は 、理 性・宗 教 ・
良 き 躾 を 基 礎 と し て 育 成 さ れ る も の と し 、「日 々 の 道 徳 教
育 は 、家 庭 に よ っ て 達 成 す る 」と 言 う 。つ ま り 、ジ ョ ン ・
ロ ッ ク は 、 家 庭 教 育 こ そ が 教 育 の 原 点 で あ る と 考 え た の
で あ る 。
ジ ョ ン ・ ロ ッ ク が 唱 え る「 紳 士 教 育 」の 背 景 に は 、「 タ
ブ ラ ・ ラ サ( 精 神 白 紙 説 )」が あ る 。子 ど も は 生 ま れ た そ
の 時 点 で は 、 善 も 悪 も な く 、 ま だ 白 紙 で 無 の 状 態 で あ る
と 考 え る 。 子 ど も は 、 そ の 「 白 紙 」 の 状 態 か ら 、「 経 験 」
と い う 色 を つ け て い く の で あ る 。 つ ま り 、 経 験 に よ り 、
観 念 を 持 ち 始 め る と 考 え た の で あ る 。 そ し て 、 そ の 観 念
を 結 び つ け る た め の 教 育 と し て 、「 習 慣 づ け と 訓 練( 身 体
的 訓 練 と 精 神 的 訓 練 )」 を 彼 の 教 育 論 の 柱 と し た 。 ジ ョ
ン ・ ロ ッ ク の 見 解 か ら 、 教 育 と は 「 習 慣 形 成 」 で あ る と
い う こ と が 言 え る 。
で は 、 そ の 習 慣 形 成 と は ど の よ う な も の な の か 。 そ れ
は 、 身 体 ・ 精 神 が 正 し く さ れ る よ う な 習 慣 形 成 を 指 し て
い る 。言 い 換 え る と 、「 欲 望 を 制 限 し 、理 性 が 最 善 と し て
示 す も の に 純 粋 に 従 う こ と が で き る よ う に な る 」 こ と を
意 味 す る 。 こ の 習 慣 形 成 は 、 幼 い と き か ら 行 わ れ る べ き
で あ る と ロ ッ ク は 主 張 す る 。
ロ ッ ク が 唱 え る 「 習 慣 形 成 」 で は 、 で き る 得 る 限 り 少
な い 規 則 を 子 ど も た ち に 実 践 さ せ 、 そ れ を 繰 り 返 す こ と
に よ り 、 習 慣 化 を 図 る と い う も の で あ る 。 一 度 で き
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レポート
教育学
ジョンロック
習慣形成
処罰法
- 550 販売中 2007/06/23
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現在の道徳教育の課題について述べよ。
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「現在の道徳教育の課題について述べよ。」
道徳教育とはどのようなものか。
まず、道徳とは社会生活の秩序を存続するために個人が守るべき規範の総体であり、それらを身につけるために道徳教育が学校において設けられている。
2.日本の道徳教育について述べる。
今日の学校での道徳教育は、学校の教育活動の全体を通じて行われるものとされているが、さらにそれを補充し深化し統合するためでもあるのだ。しかし、今日の道徳問題は単に学校という枠の中だけではなく、家庭や地域社会や機能社会の全体にわたって密接不可分な関連をもって、大規模な展開をみせているのである。道徳教育をするうえで学校教師は、自分自身で人生の意味を発見できるように彼らの生活経験領域を意図的に計画的に整備しておくことが必要である。
学校道徳教育の課題となるのは、児童生徒が人生の意味についての感受性を敏感にさせることができるような、六領域の生活経験について検討してきた。これらは、児童生徒の道徳性の育成のための基礎であり、また文化的・宗教的な背景が何であったとしても、すべての児童生徒の道徳教育の基礎となりうるものであるのだ。
現代社会における学校道徳教育は、あくまでも人類全体に開かれた普遍的な目的を持ったものでなければならない。また、人間として真に生きるに値する生活を実践することができるような価値の発見へと導いていくような知性と感受性を育成していかなければならない。そのような人生の意味についての探究は、単に何のために生きるのかという目的感覚だけでなくて創造的に生活するための精力と活力とを児童生徒の身につけさせることが出来るようになるのである。
欧米の道徳教育の歴史的変遷について。
古代の道徳教育は「徳の教師」と自称する「知識人」(ソフィスト)の代表者プロタゴラスとその批判者ソクラテスとの間で行われた「徳は教えられるか」についての論争がおこった。この問題は、プラトンの「メノン」では、教えられる唯一のものは知識であると述べられている。従って、「徳が知識であれば教えられる」のである。「徳は知である」ということが証明され、「徳は教えられる」という証明にならなければならないのであるが、出された前提は、物事をおしえるにはどうしても教師が必要であるということである。しかるに徳には教師はないといえるのだ。
批判者であるソクラテスは「徳を教える教師もなく、徳を教える方法もない。」と言った。ようするに、徳の教師はないということであり徳は教えるものではなくして徳によって化かせられるのである。徳の知見は、徳ある人との行為的な関連によってしか学ぶことができないのである。それに対してプロタゴラスは、世の中の人々の憤りや懲罰や叱責が存在するという事実を注目して、徳は教えられると主張した。つまり、現実の世の中では子どもと同じ水準の精神構造をもつ大人に対して、細心の注意を払いながら懲罰などの外的圧力を用いることによって徳を他律的に教えているではないか。それゆえ徳とは何かと言うことは、まった自明の事実であったのである。プロタゴラスが主張する道徳教育は、世間でおこなわれているようなごく普通の道徳訓練であったが、これに対してソクラテスは子どもではなく青年を対象として永遠不滅の徳の理論を求めることを目標に掲げて、問答法を用いて道徳教育を進めようとしたのである。
ソクラテスの弟子プラトンは、子どもの道徳的成長を発達段階的にとられ、子どもが理性的になるまではプロタゴラス的立場を、また、理性的になればソクラテス的立場をそれぞれ採用するという考えを示したので
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レポート
教育学
道徳
教育
通信
道徳教育の研究
- 550 販売中 2007/06/24
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ジョン・ロックにおける子どもの教育論
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『ジョン・ロックにおける子どもの教育論、特に習慣形成や賞罰法を中心に述べよ。』
ジョン・ロックは、タブラ・ラサ(精神白紙説)をとなえた。タブラ・ラサとは、心の中には生まれながらに刻み付けられた観念や理念はないという考えである。この考えに従えば、子どもは生れた時はまだ何の観念も持っていないということになる。すなわち、子どもは成長するにつれて、教育によって様々な観念を獲得するようになるのであり、これは経験主義的な考え方だと言える。
ロックは、子どもの教育はまず感覚的訓練から始めるよう主張した。感覚を通して様々な知識や観念が、我々の真っ白な心に入り、そして我々はその知識と観念を記憶し、一つ一つの名前を教わる。このような過程を経て、一つ一つの知識や観念が植え付けられる。しかし、幼児期に誤った複合観念を持たせてしまえば、その子は一生誤った観念を持つかもしれない。それゆえに正しい観念を持つよう正しい方法で教育することが重要なのである。生得的な性質を重視しないロックの人間観から、教育さえすれば子どもは立派な人間にすることができるという楽観主義的教育観が導き出される。そして彼は習慣づけと訓練(身体的訓練と精神的訓練)を重視した。
上記のことを踏まえ、ロックの教育論について述べる。
教育と政治との関係
親が子どもの教育に責任を持つということこそ、政治論においてロックが家族について最も重要視した点である。ロックは家族における父の権威が権利ではなく、むしろ義務―子どもを教育し理性的自由に到達させる義務を負うことであり、この義務が果たされるとともに子どもは父の権威から独立し、自由な個人として根本契約に参加して国家を支える者となる、と考えた。子どもの教育は、自然状態において成立している家族の最も重要な営みであって、それによって人は理性的自然法に従いうる、十分な意味での人間、となるのである。
習慣形成
ロックの教育論は一般的に紳士教育といわれている。紳士は、健全な身体と道徳知識を持っているべきであるとした。ロックは当時の親たちが幼児期の子どもを教育するに際して子どもをあまりに可愛がるあまり、必要な訓練がなされていないことを嘆いた。理性的に適した事柄にしか同意しないように、精神を正しくすることが教育において重要なのである。そのように精神を鍛錬することによって、子どもは自分の欲望を我慢し、その欲望が色々な方向に動いても、理性が最善と示すものに純粋に従えるようになる。よって、両親は子どもが非常に小さいときから両親の意思に従うように教育すべきである。
身体の訓練:ロックは子どもの健康を保つため、できるだけ自然のままの生活をするようにすべきと考える。そしてそのために、甘やかしの排除を主張する。具体例を挙げると、厚着をさせない、予防のために薬を与えない…など、このような細かな規則の習慣化によって健康が獲得されると考えた。
精神的訓練:適切な礼儀を習得することは社会生活上必須である。しかし、作法に関しても規則によるよりは実例で習得されるべきである。叱られるだけでは子どもは作法を身に付けない。むしろ、何をすべきかを示し、動作を繰り返して何が適切でふさわしいかを、前もって練習させることである。そして何よりも重要なことは、子どもに善良な性質と親切さの原理を持たせることである。
また、道徳教育も重要視した。道徳教育といっても道徳について教えるのではなく、「徳」すなわち「自制力」をもたせることである。「徳」とは、自らの欲望を制して理性のいうところに従う能力である。そして幼い子どもの場合、理
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レポート
教育学
ジョン・ロック
賞罰法
教育原論
習慣形成
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教育が助産術と比されることについての考察
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教育が助産術と比されることについての考察
助産術とは、妊婦が子どもを産む際に手助けをする技術である。ここで注目すべきは、産婆自身が子どもを産むのではなく、妊婦が子どもを産むのだという事である。古代ギリシアのソクラテスは、この産婆術を教育とは何かと説くときに用いている。古代ギリシアの時代には、職業教師であるソフィストが存在した。ソフィストはその教育を受けようとする市民に対して、金銭を受け取り、代わりに知識を与えるという事をしていた。こうしたソフィストにより都市の知的水準は高まっていった。しかし、中には単に知識だけを与え意味のない軽薄な教養へと誘導するものもいた。代表的な職業教師の中に、イソクラテスがいる。イソクラテスは修辞学校を組織し50年もの間約100人の生徒を教えた。彼は、愛智(ピロソピアー)を教育の第一理念におき、そして言葉の教育に力を入れた。それは、言葉は単にコミュニケーションのツールではなく、理論的思考の根底に位置するものだと考えたからだ。有名な職業教師にはもう一人、プラトンがいる。プラトンは学園の入門者達に幾何学を学ぶことを要求し、『国家』に描いた理想のカリキュラムでは、30
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レポート
教育
除算術
教職
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教育学概論2004年度
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教 育 学 概 論
(2004年度)
文教大学人間科学部
太田 和敬
【目次】
序章 大学でどう学ぶか..........................................................1
序-1 教育学概論の目的 ..................................................1
序-2 大学の学び方 ......................................................2
第1章 本当に教育は必要か......................................................4
1-1 教育とは何か ......................................................4
1-2 教育学は科学か ....................................................6
1-3 教育における実験 ..................................................7
1-4 人間機械論の系譜 .................................................11
1-5 早期教育 .........................................................12
1-6 自然教育論 .......................................................13
1-7 社会状況が育てる? ...............................................14
第2章 発達について...........................................................15
2-1 発達とはどういうことか ...........................................15
2-2 胎内の発達と脳神経系の形成 .......................................16
2-3 発達の順序性 .....................................................17
2-4 成熟性と臨界期 ...................................................19
2-5 転移と退行 .......................................................21
2-6 発達の問題と学校制度 .............................................21
第3章 発達と先天性...........................................................23
3-1 先天的とは何か ...................................................23
3-2 知能 .............................................................27
3-3 知能テストの使用 ............................................
- 全体公開 2008/01/14
- 閲覧(2,709)
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教育学概論2005年度
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教 育 学 概 論
(2005年度)
文教大学人間科学部
太田 和敬
【目次】
序章 大学でどう学ぶか..........................................................1
序-1 教育学概論の目的 ..................................................1
序-2 大学の学び方 ......................................................2
第1章 本当に教育は必要か......................................................4
1-1 教育とは何か ......................................................4
1-1-1 人は狼になるか ...........................................4
1-1-2 誰が育ててきたのか .......................................5
1-2 教育学は科学か ....................................................6
1-2-1 科学・学問とは何か .......................................6
1-2-2 教育における実験 .........................................7
1-3 教育に対する基本的立場 ...........................................11
1-3-1 人間機械論の系譜 ........................................11
1-3-2 早期教育 ................................................12
1-3-3 自然教育論 ..............................................13
1-3-4 社会状況が育てる? ......................................14
1-4 教育の規定性 社会的規定と目的的規定 .............................15
第2章 発達について...........................................................16
2-1 発達とはどういうことか ...........................................16
2-2 胎内の発達と脳神経系の形成 .......................................18
2-3 発達の順序性 .....................................................19
2-4 成熟性と臨界期 ...................................................21
2-5 転移と退行 .......................................................22
2-6 発達の問題と学校制度 .............................................23
第3章 発達と先天性.
- 全体公開 2008/01/14
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学校教育課程論問題
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新学習指導要領に対して、「学力の低下」が議論されている。「学力とは何か」について論じなさい。5月午前 7月午前 8月午後
「学力」を論じるにあたって、これが「学力」というような明確な答えはなく、一言で概念を定義することは困難である。あえて言うと、「学校という場における学習活動によって形成される能力」と捉えることができるだろう。だが、確かに知識は大切だが、単なる知識の量だけでなく、新しい学習指導要領では、以下
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佛教大学
通信
学校教育課程論
科目最終試験
問題と解答
- 550 販売中 2008/01/21
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社会科教育法問題
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社会科における教科内容と教材・資料について述べつつ、それぞれの関係について説明しなさい。
「教科内容」とは、例えば第5学年であれば、「我が国の工業生産の現状」や「工業に従事している
6年生の歴史学習について、指導事例を通して授業のあり方を具体的に説明しなさい。
指導事例「源頼朝と武士 鎌倉幕府」を通して、以下述べる。歴史の学習は第6学年からスタートする。今までの学習とは違って過ぎ去った過去について学ぶため、子ども達は身近にとらえにくい。
そこで、学習指導要領の社会科の目標の一つである「国家、社会の発展に大きな働きをした先人の業績や優れた文化遺産について興味と関心と理解を深めるようにするとともに、わが国の歴史や伝統を大切にし、国を愛する心情を育てるようにする」を踏まえて学習を進める。身近に感じさせるため、室町時代に完成し、現在に残るふすま、庭園などをもとに文化について学びながら、なぜ貴族の時代から武士の時代へと転換したかなどの問題をつかませ、調べかたの方法や資料提示などの面で支援を行う。また、子ども同士の交流の場を設定し、自分の考えを持つことやお互いの意見を聞くことによって学
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佛教大学
通信
科目最終試験
社会科教育法
問題と解答
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