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  • 野村進・著『コリアン世界の旅』を読んで[東京学芸大学・教育学部・評価A
  • 真のマイノリティは目には見えない。近年、「他者について考える」ことの重要性が叫ばれてはいるが、一般的な日本人はおそらく実際には「考えなければいけない他者とは誰か」が分かっていない。日本とアジアの問題を考えるということは、野村がこの本の中で再三にわたってキーワードとして述べているように、「『不可視』である他者」すなわち「真のマイノリティ」について思いを馳せるということを意味する。特に身近にいる(はずの)在日朝鮮人・韓国人(以下、本レポートの主旨上、元在日の帰化者も含めて「在日」と略する)の問題は、その必要性を顕著に示し、日本人が新しい視野を持ち得る可能性を投げかけていると言える。しかし、肝心の日本人の側が、どれだけその可能性に自覚的であるか、あるいは、今まで自覚的であろうとしてきたかということを考える時、実にお粗末であると言わざるを得ない現実がある。  なぜならば、日本人は在日を「見えない」というよりは、「見ようとしていない」どころか、自分たちがそういう態度をとってきたことに自覚すらないからだ。これは致命的かもしれない。在日に関して何か問題が持ち上がっても、「不可視のままでいる在日のほうが悪い」というのが長きにわたって変わらない日本人の側の論理だったように思われる。そしてまた、在日の側でも、「それならば不可視のままでいよう」という態度をとらざるを得なかった。野村の本に出てきた、自分の子どもが学校に本名で通っていじめられたことを母親が学校側に訴えたら、「何で奥さんのところだけ」「通名を使っていればこんなことにならないのに」とあたかも「加害者」であるかのように言われ、さらには在日の側からも「こんなことにならないように朝鮮学校があるのだから来ませんか?」と誘われる例などは、まさに典型的と言える。
  • レポート 在日 韓国 朝鮮 マイノリティ 民族
  • 1,320 販売中 2006/02/14
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  • 【聖徳大学】道徳教育の研究 課題Ⅰ[S] + 課題Ⅱ[S] + 試験対策[A]
  • ■第1課題 第3設題 S評価 児童および生徒の道徳性の発達とその段階に見合った道徳教育の在り方、また社会の変化が求める道徳教育の課題について説明せよ。 [講評] ・よくまとめられている。 ■第2課題 第1設題 S評価 道徳の時間の学習指導案を作成せよ。 [講評] ・非常に具体的で授業の流れもよく理解できる学習指導案となっている。 ■試験対策 A評価 穴埋め、論述の対策文 ※経年による傾向の変化は自身で確認のこと ■参考文献 『道徳教育の研究』海老江康二 聖徳大学通信教育部 2002年4月1日 『中学校学習指導要領解説道徳編』文部科学省 日本文教出版株式会社2008年9月25日 ■備考 第2課題は指導案のみ、教案はpptにて作成のため別売。(タイトルは以下) 【聖徳大学】道徳教育の研究 第二課題(教案)[S]
  • 聖徳 通信 課題 日本文化 教職 科目修了試験
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