資料:138件
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一般サービスと福祉サービスの相違点
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近年、社会福祉の国際的な大きな流れとしては、社会福祉による生活支援が「限定された人々への特別な配慮」ではなく、「すべての人々がいつまでも利用できる一般的な施策」に移り変わってきている。また、日本でも1990年代から現在まで社会福祉の組織、方法、財源、それに関する法律などについて大きな変更が行われている。1990年代から今日まで継続して取り組まれている社会福祉の改革では、利用者主体の社会福祉システムの構築が目標とされている。利用者主体の社会福祉システムを構築するためには?社会福祉サービスの供給基盤の拡大、?サービス提供者と利用者の対等な関係の確立、?サービスの担い手の専門職化、?地域福祉の振興が必要であり、それらを促進するための政策、運営、実践方法の転換と充実がはかられている。こうした流れを受けて、保育所入所や介護保険によるサービスを受ける時などは従来の「措置」ではなく、利用者がサービスを選択して「契約」することになった。
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レポート
福祉学
福祉サービス
福祉
契約制度
措置制度
利用者
- 550 販売中 2005/07/19
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福祉サービスの第三者評価について
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私達は、普段、商品の購入やサービスの利用の際に、比較検討のうえで選択しています。「福祉サービス」も同様に、選択される時代となりました。福祉サービスの利用者がよりよい選択が出来るように、また、利用者に選ばれる質の高いサービスを提供するための手段として、第三者による福祉サービスの評価のあり方が検討されています。
これは、平成10年6月17日の中央福祉審議会の、「社会福祉基礎構造改革について(中間まとめ)」の質と効率性の確保のところで提言されており、厚生省は、平成10年11月に「福祉サービスの質に関する検討会」(以下「検討会」とする)を設置し、福祉サービスの利用者支援の一環として、第三者による福祉サービスの評価を、いかに公正かつ適切に実施していくべきかについて検討を進め、平成11年3月には「福祉サービスの質の向上に関する基本方針」、平成12年6月に「福祉サービスの第三者評価基準に関する中間まとめ」を公表、その後平成13年3月「福祉サービスにおける第三者評価事業に関する報告書」が発表されました。
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レポート
福祉学
第三者評価
福祉
サービス
- 550 販売中 2006/08/24
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多元化する福祉サービス
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多元化しつつある福祉サービス提供組織は市場原理と社会原理、中間的性格の互酬原理の3部門に分かれる。市場原理部門は、需要供給働く市場原理、己の購買力の範囲で自己決定する自助原理、生活必需品と金銭を交換する交換原理などが指標になる。社会原理部門は、慈善事業から発展した公的扶助のような制度に特徴が現れている。社会福祉事業法の第1種福祉事業のような内容と公的団体及び、社会福祉法人のような認可団体が行う形態が登場する。市場原理に対する社会原理、自助原理に対する扶助原理、交換原理に対する贈与原理と、国家による救貧事業という市場原理部門と社会原理部門が存在していた。社会が発展し、互酬原理部門の比重が高くなってきた。福祉公社や住民参加型在宅サービスなどはこの形態である。市場原理部門として、ベビーホテルや老人マンションなど利潤追求を目的とする民間企業が登場した。在宅福祉関連商品の発売など、シルバービジネスを中心に展開してきた。次に地域を単位とした住民参加形態のサービス提供組織が登場する。
また、フォーマルな部門か、インフォーマルな部門か区分できる。社会福祉の前史は相互扶助や慈善事業などはインフォーマルな部門であり、次第にフォーマルに制度化してきた。フォーマル部門の中で、公的か民間かにも分けられる。公的福祉部門では、公設公営型生活保障システムと認可団体型生活保障システムに分かれる。前者は国、都道府県、市町村などが設置・運営する福祉事務所や児童相談所等の行政機関と国公立の福祉施設の2つがある。後者は社会福祉法人、社会福祉事業団、社会福祉協議会などが含まれる。これらは民間組織ではあるが、社会福祉事業法による規制などの行政関与の度合いも強く、財政基盤も多くを措置費に依存している。民間福祉部門では、公民混成型生活保障システムと住民主体型生活保障システムに分かれる。
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レポート
福祉学
福祉サービス
サービス
社会原理
互酬原理
市場原理
- 550 販売中 2005/07/26
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新しくなった
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