精神科リハビリテーション学 精神リハでの役割

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    資料紹介

    保健・福祉・医療、それぞれの場面での精神科リハビリテーションで精神保健福祉士が役割を担う役割について

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    リハビリテーションとは、本来、社会的権利や名誉などの回復を意味していた。これが20世紀初頭に「障害者の社会復帰のための身体あるいは精神の機能訓練」という意味でも使われ始めた。特に精神科領域で対象となるのは、多くが慢性的な精神疾患を患い、再発や再燃のために入退院を余儀なくされている人々である。精神障害は「疾病と障害が共存している」と言われるように、発症直後から単なる治療のみならずさまざまな福祉的支援を必要とすることが多い。そのため、精神科リハビリテーションもまた保健・福祉・医療が相互的に連携し、社会的・教育的・職業的分野を包括したものでなければならない。では、こうした中で精神保健福祉士(以下PSW)はどのような役割を担うのであろうか。
    医療施設でのリハビリテーション
     医療施設でのリハビリテーションは、病気から起こる能力障害を改善することを目的とする。急性期を過ぎ、当事者に今後の生活についての関心が芽生えた頃に開始される。
     リハビリテーションはチームで行い、医師や看護師だけでなく、作業療法士やPSW、心理職の他、薬剤師が関わることもある。この中でPSWは医療だけでなく、福祉面の知識も持...

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