「学校教育課程論」のレポートです。
教科書をもとに分かりやすくまとめています。 参考にしてください。
教育課程とは何かについて、その基準と編成原理、今日的課題についてまとめてください。
最初に、テキスト第3章「教育課程の編成及び実施」を参考に編成原理についてまとめる。
教育課程とは、学校教育法によって定められており、小・中・高の各段階で、学校教育の目的や目標達成のために編成されている。編成は学校の教育目標をもとに、当面する学校の課題や重点事項、また生徒の心身の発達に合わせて、学習指導要領に示された内容を組織する。学習指導要領は昭和22年に初めて制定され、以後何度も改訂されているが、時代の変化や社会に求められる教育の意義が大きく関わり、それを元にして教育課程は各学校で編成され、実施されている。
各学校が教育課程を編成する原則として、①法令および学習指導要領の示すところに従うこと②児童・生徒の人間として調和のとれた育成を目指すこと③地域や学校の実態を考慮すること④児童・生徒の心身の発達段階と特性を十分に考慮すること、以上4点が挙げられる(テキスト52ページ参照)。特に小学校については6歳~12歳まで心身の著しい成長時期に在学しているため、児童それぞれの能力・適正・興味・関心・性格の違い...