佛教大学 S0101 教育原論 第一・二設題 A・A判定

閲覧数1,307
ダウンロード数14
履歴確認

    • ページ数 : 17ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    ・ペスタロッチーの教育学(直観の原理など)について考察せよ。
    ・ジョン・ロックにおける子どもの教育論、特に習慣形成や賞罰法 を中心に述べよ

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    ペスタロッチーの教育学(直観の原理など)について考察せよ。
     ペスタロッチーは1746年、スイスのチューリッヒに生まれ、スイスを中心に活躍した教育思想家である。
    彼の家は名家ではあったが、5歳のとき外科医であった父を亡くし、母と家政婦によって育てられた。経済的には必ずしも恵まれているとはいえなかったが、幼少期女性に育てられたことが、後年教育における女性の重要性を説いたことに影響していると考えられる。その後、牧師職を目指し進学するも、政治運動で事件に関わり、出世の道を絶たれ、以後農場経営に乗り出す。この背景には、何らかの形で民衆の救済に貢献したいという彼なりの願いがあったのだろう。ここで、彼は、労働力のために集められた子どもに空き時間を利用して教育を行った。しかし、親達の不理解や、経済的困窮のため農場は閉鎖を余儀なくされた。その後、彼は著述業に転じ、これまでの教育実践をまとめた『隠者の夕暮れ』『リーンハルトとゲルトルート』を公表する。これが好評を博し、彼はヨーロッパの啓蒙的知識人に広く知られるようになった。その後彼は、フランス革命後にスイス政府により設立されたシュタンツの孤児院で、戦争孤...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。