教育心理学第1設題

閲覧数1,391
ダウンロード数1
履歴確認

    • ページ数 : 8ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    難関設題A判定

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    設 題「象徴機能の発生について説明せよ(説明には子どもの行動についての具体的研究例も提示する)。また教育との関連で大切な点を説明しなさい。」
    児童期に至るまでの認知発達の段階のうち、最初に発生する表現能力が象徴機能であるといえる。イメージを浮かべて物事を考えるという象徴機能が発達し、言語を獲得し始め、ふり遊びをするようになる。  象徴機能の発生・発達は、言語の獲得や認知発達と密接に関連しており、健常児と精神遅滞児、自閉症児の間に差異が生じるため、さまざまな教育的配慮や発達を促すための支援、障害に対する理解が必要である。
    象徴機能とは、今、そこにない物を呼び起こす働きをするという機能である。記号的意味作用において、あるものを、それとは異なるもので代表させる働きを「象徴機能」、もしくは代表化機能という。後者は象徴もしくは象徴体、前者は指示対象と呼ぶ。両者が異なるものでありながら、指示関係をもちうるのは、象徴体と指示対象のそれぞれについての表象が心内において形成され、結びつけられるからである。したがって信号や標識(指標)による記号的意味作用は乳児初期から成立するが、「象徴機能」の発現、表象の...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。