道徳教育の研究 「生きる力」の育成

閲覧数1,860
ダウンロード数2
履歴確認

    • ページ数 : 8ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    平成23年度最新 A評価佛教大学 レポート

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    設 題「「生きる力」の育成と道徳教育について述べよ。」
    道徳教育は、複雑な現代社会において人間相互の調和と慣用と協力をいっそう促進することに寄与することができる。以下、「生きる力」の育成を述べる上で大切な「生きる力」の定義と、人間が「生きる」ということはどういうことかという点をまず述べた上で、「生きる力」の育成と道徳教育について書いていきたいと思う。
    「生きる力」とは「全人的な力」であり、「人間としての実践的な力」(知・徳・体のバランスのとれた力)であり、「生きていくための「知恵」」とも言うべきものである。2003年10月の答申において、「生きる力」は「確かな学力」と「豊かな人間性」と「健康・体力」の三つの能力から成る「全人的な力」と再定義されている。
    次に人間が「生きる」ということについて、三つの次元で述べることが出来る。一つ目が、生物学的(身体的)「生命」である。生物学的(身体的)「生命」は、人間存在の基底を成し、身体によって担われている。それは、人間が存在するためにかけがえのない、もとの力になるものである。二つ目が文化-社会的「生(活)」である。これは、人間が特定の社会の一員とし...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。