子どもの「個人差」について述べよ。
こどもの個人差といっても様々な面での差があり、それは目に見えるものであったり、そうでなかったりするものもある。目に見えるものとは身長や顔つきであったりします。また目に見えないものとしては性格や感性などがあり、どれをとってもそれぞれ個人個人で違いがあり、まったく一緒という人は考えにくい事である。上記の事を総称して「個人差」といい、子供の教育上、切っては切り離せないものと考える。当レポートでは子供の個人差がどのような事から影響を受け、どのようについていくのか、様々な観点から述べたいと思う。
まず個人差において多大な影響を与える要因として「環境」と「遺伝」が存在する。この二大要因は歴史的に長く論争されてきました。今日までに考えられた心理学の考え方として、①環境説②遺伝説③輻輳説④環境閾値説⑤相互作用説が考えられており、現在では環境と遺伝を乗算的に考える相互作用説が最も有力とされております。というのも個人差においてはそれぞれの要因ごとに環境の影響を強く受けるものもあれば、遺伝の影響を強く受ける物も存在し、一概にどちらかの影響だけで構成されるというのは考え...